みなさんが外国語のレッスンをとる時、生徒からのフィードバックが多い教師と少ない教師、どちらを選びますか?もちろんフィードバックが多い教師ですよね。オンライン日本語教師にとって良いフィードバックはとても大切なものです。
生徒が日本語教師を選ぶとき、何を見て予約する、しない、を判断するのでしょうか?もちろん、プロフィール、写真、ビデオなどがありますよね。

そしてもちろん、他の生徒からのフィードバックもかなり重要です!
生徒の生の声(のはず)ですから。
当然ですよね。私たちもレストランに行く時、ホテルの泊まる時、何か商品を買うときに必ず消費者からの評価をチェックします。
実は良いフィードバックを追いかけすぎて、裏目に出てしまうことがあるんです。
今回は私が生徒から聞いた生徒が不快になる、あまりおすすめできない少し強気なフィードバックの増やし方、そしておすすめのフィードバックの増やし方をご紹介していきますね。
生徒からのフィードバックはなぜ大切?

冒頭でお話ししたように、生徒からの良いフィードバックはとても大切です。
他の生徒が新規で教師を選ぶとき、フィードバックを必ず参考にします。ですので、当然良いフィードバックが多い教師は選ばれやすいです。
私の個人的な意見では、フィードバックというのは生徒からの率直な意見で、それをもらい自身の授業改善に役立てるものだと思います。ですので私はフィードバックを書くかどうかは生徒に完全に任せています。
実はオンライン日本語教師を5年続けてきてフィードバックに関して、生徒から愚痴のようなものを聞くことがちらほらあるんです。
簡単に言うと、日本語教師からのフィードバックのお願いがしつこく、気分が悪いというものが特に多いです。

おすめできない方法1 「フィードバックを書いて書いて書いて!」


担当の先生が、フィードバックを書いて!って何回もお願いしてきて正直めんどくさいんだけど…
で、書かないと次の授業で先生の機嫌が悪いの。
レッスンで生徒から先生から良いフィードバックを書くように強く言われた、と聞くことがちらほらあります。
びっくりしたのですが、日本語教師側から文言を指定して「〜〜先生の授業は本当にためになった」と書いて欲しい、という日本語教師もいるそうです。
生徒と信頼関係を築くのは質の良いレッスンをするためにとても大切です。その結果、長いリピートにつながります。生徒に負担をかけるのは長期的に考えて良い策とは思えません。
もちろん、ビジネスとしてお金を稼ぐ必要がありますから、オンライン日本語教師には営業力が必要です。しかし、やりすぎてしまうと生徒は引いてしまいます。
このやり方を続けると生徒がプレッシャーに感じてしまい、いくら内容の良いレッスンでもレッスンが苦痛になってしまう可能性があります。
つまり大切なリピートの生徒を逃してしまうことになりかねないんです。


おすすめできない方法2 「良いフィードバックを書いてくれたらクーポンあげる」





フィードバックを書いたら10%オフのクーポンをあげるって、毎回毎回言ってくる先生がいる。もちろん、ビジネスなのはわかるけど、なんかしつこい感じがするし、安っぽい感じだな。
フィードバックを書いてくれたら割引クーポンをあげる。このような方法でフィードバックを集めている教師もいるようです。その教師は外国語ができて人気のある教師でしたが、その生徒はあまりにも商売っ気が強いその教師に嫌気がさして、レッスンを受けるのをやめたそうです。
私の経験なのですが、以前インターネットで何かを買った時にその商品と一緒に簡単なメッセージが同封されていました。不自然な日本語で「良い評価を書いてくれたらポイントを500円分あげます」と書いてあったんです。私は商品には満足していましたが、その方法にびっくりしましたし、販売会社に対して不信感を持ちました。「商品の購入者からのコメントを見て買ったのに、こういうことだったのか…」と。
もちろん評価はしていません。
このような方法は、やりすぎると自分の教師としてのイメージ、信頼が下がってしまう可能性があります。そして、おすすめできない方法1と同様に、大切なリピーターを逃しかねません。
フィードバックをもらうおすすめの方法


上記でお勧めできない方法を二つご紹介しました。
しかし、上手いやり方で行えば、二つともとても有効な方法です。
例えば、
オンライン日本語教師を始めたばかりで、生徒が全然いない最初の一ヶ月程度
レッスンが終わった後クーポンをあげて、「よかったらフィードバックをいただけると嬉しいです」と軽くお願いする。(軽く、一人の生徒に一度だけ、がポイント!)
これくらいでしたら生徒も嫌な気持ちににならないでしょう。
まとめ
フィードバックは生徒集客にとても大切
しつこくしすぎると生徒が離れてしまい逆効果になることも
生徒の負担にならないようにうまくテクニックを使おう!(短期間、強要しない)