
オンライン日本語教師に興味があるのだけれど、何から始めたらいいかわからない。どうしたらいいんだろう?



プラットフォームに登録したはしたんだけど、次のステップはどうしたらいいのかな?



お二人の気持ち、よくわかります。
情報がないので何から始めたらいいかわからないですよね。
今回はオンライン日本語教師に興味のある方、また新人日本語教師の方のためにオンライン日本語教師として活躍するための10ステップをご紹介します。
大体の流れをご紹介していますので、よかったら詳しい記事も参考にしてくださいね。
STEP1:日本語教育の資格を取る?取らない?


日本語教師の資格を取ると、登録できるプラットフォームの幅が広がります。以前は資格がなくても登録できるプラットフォームがほとんどでしたが、2020年ごろからオンライン日本語教師に登録する人数が一気に増え、登録の基準が厳しくなってきています。
私のおすすめは「日本語教育能力検定試験」に合格することです。私もこの方法で日本語教師の資格を取りました。
私はアルクの通信教育で勉強して合格しました。
ヒューマンも人気がありますね!




日本語教育能力検定試験や、日本語教師養成講座420時間に関しては、下記の記事にまとめてありますのでよかったらご覧ください。




STEP2:プラットフォームはどこがいい?
プラットフォームによって生徒の国籍、文化圏の特徴があります。ご自身の言語能力や、生活時間に合わせてプラットフォームを選びましょう。複数登録ももちろんOKです。
詳しくは以下の記事にまとめてありますので、ぜひお読みください。


STEP3:プロフィール作成
プラットフォームを決めたら、まず写真をとってプロフィールを作成しなくてはなりません。
当ブログで何度も申し上げている通り、写真やビデオは非常に重要です。
生徒が日本語教師を選ぶとき、もちろんプロフィールなどの文字情報は重要です。
ですがその前に、写真が暗くてわかりにくいとか、印象がないものだとプロフィールを読んでもらうまでにも至らないことが多いです。
まずは良いプロフィール写真を準備しましょう。すぐできますので、ぜひやってみてください!
プロフィールも生徒がわかりやすい内容にすることが大切です。ダラダラと書いていたのでは、生徒は読んでくれません。ポイントを抑えた魅力的なプロフィールを書くことが生徒集客の鍵です。
以下の記事で詳しく書いていますので、参考になさってくださいね。




STEP4:値段を決める
値段設定は悩むところですよね。最初は登録しているプラットフォームの他の日本語教師をチェックして、自分と同類の日本語教師より少し低めに設定しましょう。


STEP5:必ず使える必須の教科書を揃える




簡単にご紹介しますと以下の教科書がおすすめです!詳しくは【日本語教師必須の教科書5選】オンライン日本語教師が持っておくべき教科書!をぜひお読みくださいね:)
STEP6:新規生徒を集める トライアルレッスン
いよいよ生徒とのレッスンです!初めのレッスンは非常に大切です。
大切なポイントは、
✔︎生徒のニーズをよく聞く
✔︎実際にレッスンをしてみる
✔︎生徒の目標生徒の強い部分、弱い部分を判定し、生徒の目標に達成するためにはどんなレッスンが必要かを提案
この3つです。詳細は是非以下の記事をお読みくださいね。




STEP7:授業の効率化を図ろう


レッスンが入るようになったら、ご自身のレッスンをより効率化しましょう。
個人的には何度も同じレッスンをするのでなければ毎回授業のスライドを準備する必要はないと考えています。プロが作った教科書を中心にレッスンをするのがおすすめです。


レッスンをする際に色々と便利なのがアプリのGoodNotes5です。私は教材を全てGoodNotes5に入れて管理しています。


STEP8:リピーターを作る
リピーターを作るとレッスンは一段と楽になります。まず、仲の良い生徒とレッスンするのと、新規でまだよくわからない生徒とレッスンするのでは精神的疲労が雲泥の差です。
生徒を知れば知るほど、弱点、強い部分が見えてきますし、性格もわかってきますのでより生徒にあったレッスンを提供できるようになります。
そして生徒も同様に感じていています。親しみやすい教師の方が質問もしやすいし自分の弱点も知っているのでやりやすいんです。
win-winですね!
リピーターを作る方法について詳細はぜひ【実例】日本語教師が安定収入を得るには?リピーターを増やす方法をお読みくださいね:)


STEP9:ターゲットを設定


新規生徒、リピート生徒が増えてきたら、自分の教えやすい、そしてリピートが多いレッスンは何かと振り返り、ターゲットを設定しましょう。
目標のある生徒、つまり目標達成のためリピートの可能性が高い生徒はピンポイントで教師を探すことが多いです。
例えばJLPT N1 に合格したい生徒がいます。
同じ値段の日本語教師1と2を見つけました。
教師1 JLPT N5〜N1まで、会話、初級大歓迎!
教師2 JLPT N1 上級者向け
JLPT N1に合格したい生徒はどちらを選ぶと思いますか?教師2の方が専門性が高そうですよね。
このように自分のやりやすいレッスンに特化すると、生徒が集まりやすくなります。詳しくは以下の【収入UP】誰にどんな日本語を教えますか?ターゲティングで収益増加!を参考にしてくださいね!






STEP10:値上げ
最後のステップ!
生徒が増えてきたら、自分のレッスンの価値に合わせて料金の値上げを考えます。
タイミングとしては、収入が月に5万円程度になってから一ヶ月〜二ヶ月で100円ずつくらいのペースで目標金額まで上げるのがおすすめです。急激にあげるより少しずつゆっくり値上げするのが既存生徒を失わないコツです。


まとめ
以上、オンライン日本語教師開始〜安定した収入を得るまでの10ステップをご紹介しました。長い道のりのように感じますが、順を追ってやれば、意外と簡単ですよ!
よかったら参考にしてくださいね!