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【経験談】ぐだぐだなフリートークで生徒に飽きられないために注意することとは?(2023. 2月更新)

フリートークで何を話したらいいかわからない!話が盛り上がらなくて生徒がつまらなさそうにしている。そんなお悩みはありませんか?

フリートークにこれが正解!!というのはないと思いますが、4000回以上フリートークレッスンをしてきて、リピート率90%以上の私が実際に生徒さんが満足してくれた方法をいくつかご紹介しますね。

新人日本語教師 ゆりかさん

フリートークレッスンって話してるだけでいいんでしょ?
でも生徒が一回だけで離脱しちゃって全然リピートされないのはなんでだろう。

Bona

確かに簡単そうですよね。
でもはなすだけだったら無料の言語交換で良くないですか?
レッスンをとっている生徒はそれ以上の何かを求めています。
残念ですが、ただ話しているだけならリピートはされないでしょうね。
生徒が実際の生活で使える表現や語彙を使えるようにするように話を導き出すことが大切です。

生徒が実際の生活で使える表現や語彙を使えるようにするように話を導き出すことが大切
生徒の満足がリピートを導き出す

目次

フリートークの最重要ポイント 【トピック選び】

フリートークで大切なのはトピック選び(←こちらで具体的なトピックをご紹介しています)です。

生徒の興味のない話を題材にしてしまうと活発な会話ができません。
雑談をしながら、生徒の興味ある内容を把握しましょう。

私は生徒の趣味、関心をメモしておき、どんなことでもフリートークの題材にします。
例えば恋愛、ビジネス、グルメ、物理学、金融、占いなどなど…なんでもOK!

もちろん、全てのジャンルについて理解が深い人はいません。

そんなときどうしますか?

良い方法があるんです。

生徒に説明してもらう


これがアウトプットのとても良い練習になるんです。
インフォメーションギャップですね!

もし、学習者の日本語では説明が難しければ、日本語教師側で学習者が答えやすいような質問をして会話を円滑にしましょう。

トピックは生徒が興味のあること、生徒の生活に関係あるものを!
トピックについて知識がなくても大丈夫!生徒に教えてもらって「説明する力」をつけてもらおう。

授業中にノート作り【視覚的にわかりやすく+効率化】

生徒がわからない言葉をタイプしていく。
もちろん生徒が復習するために必要なことなのですが、それだけなら正直日本語教師でなくても誰でもできますよね。
無料の言語交換で十分です。

生徒はお金を払って少しでも日本語を上達させたくてレッスンを受講しています。

例文を書く、優先順位をつける

生徒がわからない言葉をタイプする時には、合わせて何をどう間違えたのか、そして生徒が実際に使える例文を書いてあげるとぐっと覚えやすくなります。

そして新出単語が多すぎる時は日本語教師の方で生徒の生活を把握して、どの語彙表現が生徒にとって重要なのか優先順位をつけてあげる必要があります。

フリートーク1時間の場合、50個程度の単語、表現は簡単に出てきます。
オンラインレッスンを受講しているほとんどの生徒は社会人です。
生徒の忙しさに応じて生徒の仕事、生活にとって必要な単語、表現を教師側でピックアップして覚えてもらう、そんなサービス精神がリピートしてもらえる一手間になります

間違えた場合は自然に「~ですね。」と修正して、タイプします。間違えたその時に修正し、タイプすることで、聴覚的、視覚的に理解することができます。
出来上がったノートは生徒にすぐにシェアし、復習できる様にします。

ノート作りは授業内で行うことを強くお勧めします。授業後にまとめると自分の時間がなくなってしまいます。(私の失敗談です。)詳しくはこちらの記事をお読みください。

ただわからない単語をタイプしていくだけではそれで終わってしまいます。
レッスンの最後の5分から10分でその日の復習をする、また生徒によっては宿題でその内容を作文させる等の「まとめ」をしてもらうと記憶が定着しやすいです。

そして、生徒が「できた!」という達成感を感じやすくなりますので、レッスンの満足度が上がって、リピートされやすくなる効果もあります。

フリートーク中の態度

リアクションは大きめに

会話中の日本語教師側ののリアクションも大切です。
生徒に気分良く話せる雰囲気を作るために普段よりほんの少しオーバーリアクションで会話を盛り上げましょう。楽しく聞いてもらえる、と思うと発話しやすくなります。

生徒の話をしっかり聞いて質問する

生徒の話をしっかりと聞いて、話をもっと引き出すために効果的な質問を投げかけることが重要です。

プレッシャーをかけない ゆっくり待ってあげましょう

心理的なアプローチになりますが、急いで答えさせるような、また沈黙で焦らせてしまうプレッシャーは極力かけないようにリラックスした雰囲気を作り、生徒に気持ちよく日本語を話してもらいましょう。

また、生徒が一生懸命思い出そうとしている時は講師がすぐに答えを言うのではなく、生徒が思い出すのをゆっくり待ちましょう。

思い出せない時は頭文字等なんでもいいのでヒントを出し、生徒に達成感、自信を与えましょう。

レッスンの最後に復習

フリートークのレッスンの後には、重要な語彙、表現を復習し定着を図ります。クイズにしてもいいです。

単語をタイプするだけはプロとしてNG
生徒に考えて発言してもらう機会を設ける
授業の最後は重要単語、文型などを復習

ネタに困った時は記事を読もう

あまりにネタ切れの際は短めの記事を読んで、そのトピックで会話する方法もあります。

単語、文法と練習する事ができ、とても効率的ですが一つ注意点があります。
教材にする記事の長さです。

メインは会話ですので、記事が長すぎたり難解すぎたりすると読むこと、また文法、語彙の質問に時間を取られてしまい、会話が難しいです。
あらかじめ読んでおく、という宿題を出してもいいですが、やってこない生徒も必ず出てきます。

レッスン最後の5〜10分程度は復習に使います。単語だけでなく覚えたフレーズの応用、記事内容を質問し理解を深めてもらいます。

困った時はニュースを読んで、そのことについて話そう。
記事の長さ、内容には気をつけて!

フリートークのレッスン時間

フリートークを1時間近くするのは初中級の生徒にとっては大変です。
使える文法、語彙が限られているので、わからなことだらけになってしまいます。

半分文法、半分フリートークのレッスンがおすすめです。
例えば授業の前半はフリートークで雰囲気を良くして、後半少し難しい文法をしっかり勉強します

そうすることに生徒に「今日はこれを学んだ!」と実感を得てもらうことができます。
フリートークのみだと間延びし、わからないことだらけで生徒が充実感を得られない場合があるからです。

どうしてもフリートークだけやりたいと言う生徒さんには30分程度のレッスンをお勧めしています。

フリートークのみで1時間レッスンは間延びする可能性があるので要注意。
フリートーク+文法のレッスンがお勧め!

オンライン日本語レッスンの注意点 

初級の生徒にフリートークはかなり難しい

フリートークをしたいと言う初級の生徒さんとフリートークをしても、「全然話せない」と自信を無くすことが多いです。

まずは基礎の語彙、文法を学ぶことをおすすめめしましょう。
どうしても会話の練習がしたい!という初級の生徒には授業の70%は文法、30%は簡単な会話にしても良いと思います。

話しすぎは絶対NG! 生徒8教師2ぐらいの心掛けで

トピックに対する私たちの意見は大切ではありませんので、話に夢中になりすぎて生徒の話すチャンスを奪わないように注意しましょう。

また、講師側が知っている内容でも「それって、どういうことですか」など質問し、と説明の練習をしてもらうのもいいと思います。

あくまでも、目的は生徒の会話練習です。(私個人会話が楽しくて「話しすぎてしまった…」と後悔したことがあります)

とはいえ双方向のコミュニケーションの練習なので、質問や多少の意見は必要です。生徒8、講師2程度の割合で話すといいでしょう。

トピックの選択に注意 センシティブな内容は避けて

宗教、政治やあまりにも個人的な内容の話は避けた方が無難です。こちらはなんとも思っていなくても、生徒さんが嫌な気分になるかもしれません。色々な国の人たちに教えるわけですから、配慮が必要です。

  • 初級生徒にフリートークはNG
  • 教師が話しすぎない
  • センシティブな内容は慎重に

まとめ

長々と書きましたが、結局フリートークで大切なことは

  • 生徒の興味のあることを把握する努力をする。
  • 教師は聞く側。
  • 質問をたくさんする。
  • 教師の話すぎは絶対NG
  • 初級の生徒はフリートークレッスンには向かない
マンネリでぐだぐだになりやすいフリートークレッスンを楽しく、学習者にとって効果的なものにするのが私たちの役目です。
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