新人日本語教師 ゆりかさん最近オンラインで日本語教師を始めたんだけど、とにかく経験がないからどんなレッスンを受けたらいいかわからない。
とりあえずやりやすいレッスンで経験を積みたいな。
オンラインで日本語教師を始めたばかりでこの悩みを持つ方はとても多いです。
私自身の経験、そしてこれまで相談を受けてきた新人の先生たちの声をもとに、「やりやすいレッスン」「避けたほうがいいレッスン」を整理します。
ポイントはとてもシンプルです。経験が少ないうちは、無理をしないことです。
日本語教育未経験の新人教師におすすめのレッスン


初級文法(JLPT N5〜N4)
日本語教育の勉強をしていない、または始めたばかりの方には、まずは初級文法がおすすめです。
理由は
- 内容がシンプル
- 媒介語で説明しやすい
- 教科書が充実している
からです。
ただし、初級でも最低限の予習は必要です。
- 活用(ます形・て形など)
- 接続(どの形につながるか)
これらは学習者からよく質問されます。
日本人は感覚で使っている分、説明できないとすぐに見抜かれます。
中級フリートーク(慣れてきたら)
中級以上の学習者とのフリートークは、新人教師にとって比較的やりやすいレッスンです。
- 学習者がある程度話せる
- 日常的な話題が中心
だからです。
ただし注意点があります。初級学習者の「フリートークだけ」は、生徒にも教師にも負担が大きくなりがちです。
会話をやるなら、文法とセットで考えるのがおすすめです。
少し慣れてきた新人教師におすすめのレッスン
中級文法(JLPT N3〜N2)
初級に慣れてきたら、中級文法に進みましょう。
中級は、
- 学習者の理解力が上がる
- 会話と文法を組み合わせやすい
ため、レッスン設計がしやすくなります。ここでも、教科書ベースが基本です。
ビジネス日本語(社会人経験がある方)
社会人経験がある方には、意外とビジネス日本語はやりやすい分野です。
理由は、
- 学習者が上級者
- 文法説明が少ない
- 内容が現実的
だからです。ビジネスの場合も、独自教材より教科書を軸にするほうが負担は減ります。
新人教師がやりがちな注意点
教材作りに時間をかけすぎない
新人の先生によく見られるのが、教材作りに力を使いすぎてしまうことです。
もちろん熱心なのは素晴らしいです。でも、教材作りが目的になってしまうと、
- 授業外労働が増える
- 疲れて続かない
- 時給が下がる
という状態になりがちです。
オンライン日本語教師は、時間と知識を提供する仕事です。
長く続けるなら、オンとオフの境界線を最初から意識しておく必要があります。
新人日本語教師におすすめしないレッスン


上級、JLPT N1
上級、N1レベルは、日本語教育の勉強をしていても難易度が高い分野です。
- 直訳できない表現
- 微妙なニュアンスの違い
- 日本人でも考えたことのない質問
が次々に出てきます。
これは「能力がない」からではありません。経験と知識が必要な領域だからです。
焦る必要はありません。段階を踏めば、必ず対応できるようになります。
まとめ
新人日本語教師の方は、
- 初級〜中級を中心に経験を積む
- 教科書を軸にレッスンする
- 無理に全部やろうとしない
これが一番、遠回りしない方法です。
ただし、初級〜中級をターゲットにする教師は多く、競争も激しいのが現実です。
だからこそ、自分はどこが向いているのか、どのレベル・分野に進むのかを早めに整理しておくことが大切です。
自分に合うレッスンがわからない方へ
「何がやりやすいか」「何を伸ばすべきか」は、感覚だけでは判断しにくいものです。
自己分析から、自分に合ったレッスン・プロフィール設計までを整理できる教材を用意しています。
無理に全部できる教師を目指す必要はありません。続けられる形を、早めに作ることが何より大切です。
必要だと感じた方は、参考にしてみてください。














