私には上級レベルのレッスンは教えられない。
私がオンライン日本語教師として20万円以上稼ぐなんて無理
こんなふうに、特に検証したわけでもないのに「そういうものだ」と思い込んでいませんか。
オンライン日本語教師向けの記事を見ていると、よく見かける言葉があります。
- 値上げ交渉はこうやる
- 自作教材はこうやって作る
- みんなの日本語の導入はこうすればOK
一見すると、どれも「正しそう」です。実際、そう考える理由も理解できます。
ただ、ここで一度立ち止まって考えてみてほしいのです。
それは、本当に自分と目の前にいる生徒が成長するのにも当てはまることでしょうか。

運営者 BONA
オンライン日本語教師として10年以上、10,000回以上のレッスンを行ってきました。
生徒のリピート率は90%以上。
2年以上継続してくださる方が過半数で、5年以上続く生徒さんも多数います。
また、オンライン日本語教師向けのサポートにも5年以上携わってきました。
教材や講座を通して、発信、プロフィール、価格設計、レッスンの組み立てを見直しながら、自分に合った形で成長してきた方も多くいます。なかには、月収80万円前後まで伸ばした方もいます。
日本語教育能力検定試験合格。
私がお伝えしているのは、目先の売上を追うための方法ではなく、長く続けるための土台となる本質的な知識です。
思い込みはただの刷り込みの可能性がある

思い込みで問題なのは、
- どこから来た前提なのか
- 誰の経験を元にしているのか
- 今の自分の状況に合っているのか
これを一度も確認していないことです。
たとえば、「経験が浅いから、上級レッスンは無理」あなたにとってこれは事実でしょうか。
それとも、そう言われがちなだけでしょうか。
初級・中級のスペシャリストとして戦略的に選んでいるなら、それはとても良い判断です。
しかし経験が浅くても知識が豊富なら教えらる可能性はありますよね。
- 失敗しそうだから
- 怖いから
- 正解が分からないから
という理由で選んでいないとしたら、それは戦略ではなく、思考停止です。
現場を見続けると、ある共通点が見えてくる

10,000回以上のレッスンと、多くのオンライン日本語教師の相談を見てきて感じるのは、長く続いている教師ほど、根本的な考えがシンプルだということです。
- 教材は「作るかどうか」ではなく「使えるかどうか」
- 文法説明は方法論より「伝わるかどうか」
- 準備時間は「多さ」ではなく「再現性」
一方で、消耗していく教師ほど、集団授業が主流である日本語教育業界の常識をそのまま全部抱え込んでいます。
- 教材は自作しないといけない
- 直接法で説明しないといけない
- 授業準備は時間をかけるべき
でも、それらは手段であって、目的ではありません。
問題は資格でも、教材でも、方法論でもなく生徒がわかりやすいかどうか、ニーズに合っているかです。
思い込みを外すために、最初にやること

やるべきことは、意外と地味です。
「なぜ、自分はそう思っているのか」
「それは、誰の経験を前提にしているのか」
この2つを言葉にしてみましょう。
たとえば、
上級は無理 → なぜ?
20万円が限界 → どこから来た数字?
ここで初めて、「それ、検証してないな」と気づくことが多いです。
ただ、前提を一度、机の上に出してみましょう。
それだけで、見える景色は変わります。
「成功できる」と思い込めという話ではない

よくあるアドバイスに、「成功できると信じましょう」というものがあります。
でも、ここではそれを言いたいわけではありません。
必要なのはポジティブ思考ではなく、構造を理解することです。
たとえば、月20万円を目標にしている人が多いのは、「日本語教師=低収入」というイメージが無意識に前提として入っているからかもしれません。
でも、収入は構造の結果です。
- どの層を教えているか
- どの形式で提供しているか
- どこに時間を使っているか
ここを整理せずに、「私は無理」と結論を出すのは早すぎます。
思い込みを捨てる、とは「一度考える」こと

この記事で伝えたいことは、とてもシンプルです。
- オリジナル教材、本当に必要?
- 直接法が正義?
- 授業準備は、そこまで必要?
- みんながやっているから、やっているだけでは?
答えがある分けじゃないです。ただ、一度考えてみることが重要です。
この「一度考える」というプロセスを挟める人ほど、長く、静かに、成果を出しています。
次に考えるべきは「判断軸」
思い込みを疑えるようになると、次に必要になるのは「判断軸」です。
- 何をやって、何をやらないか
- 自分の場合、どこに時間を使うか
これはノウハウではなく、思考や構造の話です。
この続きでは、行動することの大切さをご紹介します。



