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【石橋を叩かない!?】慎重、謙遜しすぎるオンライン日本語教師は成長できない

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今回は多くのオンライン日本語教師教師が無意識に陥ってしまう慎重になりすぎる傾向についてお話ししますね!

「自分のスキルをうまくアピールできているか不安…」
「外国人生徒とのコミュニケーションで何度も壁にぶつかる…」
「何をするにも慎重になりすぎて、結局行動が遅くなってしまう…」

どれも、日本文化特有の「謙遜」と「慎重さ」が影響している問題かもしれません。
日本では美徳とされていることですが、オンライン日本語教育の世界では足を引っ張っている可能性があります

この記事では、そんな問題を解決するための具体的な例やアドバイスを提供します!
ぜひ最後まで読んで実践し生徒獲得に役立ててくださいね。


目次

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外国人生徒にアピールするために謙遜はNG

外国人生徒に謙遜は通じないと理解する

日本の文化では、謙遜は美徳とされています。
しかし、この謙遜が外国人生徒には必ずしも理解されるわけではありません。
むしろ日本語学習者の中で日本で育った人は稀ですので理解されないことがほとんどです。

特に、自己紹介やレッスンのプロモーションで控えめになりすぎると、生徒はあなたのスキルや経験を過小評価してしまう可能性があります。

自分をしっかりアピール

外国人生徒に対しては、自分のスキルや経験をしっかりとアピールすることが重要です。

例えば、プロフィールを書く際には「日本語能力試験対策も希望によって可能です」と書くよりも「日本語教育に5年以上携わっており、多くの生徒が日本語能力試験に合格しています」といった具体的な実績を挙げることが有効です。

NG:日本語能力試験対策も希望によって可能です

OK:日本語教育に5年以上携わっており、多くの生徒が日本語能力試験に合格しています

アピールの仕方:より具体的に、自信を見せる

よく「経験がない」「アピールできるものがない」と言ってプロフィールがなかなか書けない方がいらっしゃいます。

最初は誰しも未経験なので、経験や自信がないのは当然です。
しかしプロフィール画面は自分を「売る」場所です。
生徒にとってメリットのある能力をを宣伝しなければ、生徒はレッスンを買ってくれるわけがありません。

教える自信のない先生からお金を払って日本語を教えてもらいたい、と思う人はいないでしょう。
能力を伝えるには明確で具体的な文言が必要です
曖昧な表現では生徒は興味を持ってくれません。

以下にいくつか例をご紹介しますね。

プロフィール:

NG:「私は長年の日本語教師の経験があります」

OK:「5年以上の教育経験+100人以上の生徒が日本語能力試験に合格」

長年、とはどれくらいなのかが曖昧ですね。
はっきりと5年や100名以上など明確な数字を表すると説得力が増します。

レッスン内容

NG:「全レベルの日本語を教えます」

OK:「文法のエキスパート:JLPTの文法を明確に解説可能」

全レベルのレッスンができるのは素晴らしいですが、ターゲットが曖昧でピンポイントで生徒を集客するのは難しいです。

確かに「エキスパート」などの強い言葉を使うのに躊躇してしまいますし、「全レベル」と表記した方が母数が多くなるんじゃないかと思いますよね。

問題点は、現在はオンライン日本語教師の数が多いことです。

話したこともない人に自分をアピールするには、明確でインパクトのある言葉を使わなければ「その他多数の先生と一緒」というイメージになってしまい、特別な印象を与えられず選ばれない可能性が高いです。

残念ながらオンライン日本語教師は待っていても生徒はきません
自分をアピールし、生徒を獲得する必要があります。

生徒がトライアルレッスンを申し込むまでのプロセス

生徒が最初のトライアルレッスンを申し込むプロセスを考えてみましょう。
おおまかな流ればこんな感じです。

  1. 日本語教師一覧から予算などを考慮し、講師を何人かピックアップする
  2. 1で選んだ日本語教師のプロフィールやビデオを見る(さらっと)
  3. 良さそうな日本語教師のプロフィールをよく読み検討する
  4. トライアルレッスンに申し込む

アピールが印象に残らなければ、1の講師をピックアップする段階で脱落してしまいます。

自分の強みを設定し、プロフィールで明確に伝えて競合の日本語教師と差別化を図りましょう。

やってみよう:具体的なステップ

自己紹介を見直す

まずは自己紹介文を見直し、具体的な実績やスキルを強調してみましょう!

実績がまだない、アピールできることがない、という方は過去の仕事や学生時代の経験や振り返ってみてください。
きっと何かの成功経験や、自分の特徴があるはずです。
じっくり自分のことを分析して、掘り下げれば何か輝くあなただけの良さがあるはずです。
そこにスポットライトを当て、アピールの方向性を考えてみましょう。

それでも自分のアピールポイントが見つからない

「自分のアピールポイントなんて全然わからない」
その気持ち、わかります。自分のことを客観視するのって難しいですよね。
そんな方には第三者に聞いてみるのもおすすめです!

身近な家族、友人に聞いてみるのもいいですし、オンライン日本語教師としてより生徒にアピールできる長所を見つけたい方には、私BONAが個別相談で一緒にあなたのアピールポイント探し出すお手伝いをします。
ぜひお気軽にオンライン日本語教師個別相談にご参加ください!

レッスン内容の明示

具体的なレッスン内容を提示します

もちろんオンライン日本語レッスンは生徒一人一人によってレッスン内容が変わりますので「このレッスンしかしない」というわけではありません。

プロフィールを見た生徒は具体的にどんなレッスンが行われるのかに興味を持っています。
レッスン例を具体的に書いてあげるとより生徒がレッスン風景を想像しやすくなりトライアルレッスン購入につながります。

まずはNG例

JLPT N3、N4のレッスン対策

具体的な内容がなく、生徒はレッスンの内容を想像しにくいですよね。

ではOK例をみてみましょう。

JLPT N3、N4
基礎文法(10回)→実践問題練習(文法、読解、聴解各5回)
いきなり実践問題を行わず、まずは基礎の文法から行うので安心!
実践問題をたくさん行い合格に近づく

※レッスン回数はあくまでも例です。

OK例はレッスンの具体的な回数、どのようなステップで行うかを明示していますので、生徒がレッスンを受けて、目標達成に近づく自分を想像しやすいです。

フィードバックを分析

既存の生徒からフィードバックを収集、分析します。分析することによって生徒が褒めてくれる共通点見えてくるはずです。
それをもとに自己紹介やレッスン内容をさらにブラッシュアップ+アピールポイントをさらに明確にしていきましょう!

「日本の常識は海外では非常識」文化の違いは大きい 

こんな言葉を聞いたことがありませんか。「文化の違い」は当然ですが、日本に住んでいるとなかなか実感することはありません。

ですが外国人である生徒と触れ合うことによってびっくりするような考え方の違いに直面することがあります。

文化的な違いを受け入れる

外国人生徒とのコミュニケーションでは、文化的な違いを受け入れ、柔軟に対応することが重要です。

生徒が日本の礼儀やマナーに疎い場合でも、「失礼だ!」と怒らず、まず文化の違いであることを理解し、話し合うことで、円滑なコミュニケーションが可能になります。

文化の違いからくるすれ違いは、オンライン日本語教師と外国人生徒の間でよくある現象です。

いくつかの具体的な例を挙げますね。

直接的?間接的?

  • 日本: 日本人は通常、直接的な表現を避け、相手の気を使う文化がある
  • 外国人: 西洋文化では、明確で直接的なコミュニケーションが重視される

日本語教師が遠回しに指摘やアドバイスをすると、外国人生徒はその意図を理解できない場合があります。

時間の感覚

  • 日本: 日本では、時間に厳しく、遅れること、ドタキャンは非常に失礼とされます。
  • 外国人: 一部の文化では、時間に対する感覚が緩やかです。

日本語教師が時間厳守を重視する一方で、生徒が遅刻してもそれほど気にしない場合、教師側に大きなストレスが生じる可能性があります。相手の文化を知ること、そしてキャンセルポリシーを明確にし、生徒に伝えておくことでトラブルを防止することができます。

3. 自己主張と謙遜

  • 日本: 日本では、自己主張を控えめにし、謙遜する文化があります。
  • 外国人: アメリカやヨーロッパでは、自己主張が重視され、自分の意見や考えをしっかりと表現することが期待されます。

日本語教師が自分の意見や考えを控えめに表現すると、外国人生徒はその教師が自信がないと誤解する可能性があります。
特にプロフィールでは謙虚になりすぎず、できることはできると明確に表示することが大切です。

集団と個人

  • 日本: 日本は集団主義的な文化であり、グループの調和を重視します。
  • 外国人: 西洋文化では個々の自由と権利が重視されます。

他の生徒はこうやってやっている、みんなそうだ、というアプローチの仕方は歓迎されない可能性があります。
こちらの意見は伝えつつ、個々のパフォーマンスを重視する外国人生徒の考えを尊重しましょう。

文化的な違いの対処法

こちらが目くじらを立てて「日本の文化は〜!」「日本のマナーでは〜!」と言っても仕方がありません。

「日本ではこのようなマナーや文化があるので気をつけましょう。」程度に説明し、生徒に日本のマナーを期待しないようにします。

生徒は日本人ではないので、日本の常識やマナーから離れた行動をするのは当然です。
私たちも彼らの文化からしたら理解不能な行動をしている可能性も高いですよね。

大切なのは生徒の文化を尊重し、自分の常識とかけ離れた行動をしても「文化の違い」と割り切ることです。
イライラしたり、相手に怒りをぶつけたりすると、生徒は逃げていくでしょう。

慎重になりすぎることに注意:効率とスピードを重視する

最後にご紹介したいのは、「石橋をたたいて渡る」といった慎重な姿勢です。
もちろん慎重さはリスクを回避するために重要です。

日本国内で日本人相手にビジネスを行うなら、慎重さは極めて重要なポイントになります。
しかし私たちオンライン日本語教師にとって顧客は外国人生徒です
彼らは日本人よりスピードと効率性をより重視する傾向があります。

慎重すぎると効率が損なわれる

日本文化では、慎重な計画と準備が重視されます。

しかし、この慎重さが外国人生徒にとっては「遅すぎる」と感じられる場合があります。

特に、レッスンの進行に時間をかけすぎると、生徒は効率的ではないと感じる可能性があります。生徒の理解度に合わせて、効率よくレッスンを進めることが大切です。

より良い方法を常に考え、実行する

慎重になりすぎず、新しい教授法やツールを積極的に導入することが重要です。

今までの教え方や資料作りに固執しないで、より柔軟に生徒に合わせたレッスンを行うことが大切です。

効率とスピードを考慮しながら、「完璧」はないと考え、常に行動しながら最善策を探していきましょう。

まとめ

私たちが当たり前のように実践している日本の文化である慎重さ、謙遜などの美徳、また常識、マナーなどは外国人生徒にとって理解しがたいことかもしれません。

外国人生徒にアピールできる自分の能力ははっきりとアピールする。
そして、私たちの文化を押し付けず、相手のことを理解するように心がける

ぜひ、一度生徒とのの関わり方や自分のアピールポイントを振り返ってみてくださいね。

アピールポイントが全然わからない!という方には個別相談でいろいろご質問させていただき、あなたの長所を見つけるお手伝いをします。

悩んでいる方は、一歩踏み出すためにぜひご参加ください!

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