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【実例】危険!生徒からの苦情7選|これをすると生徒から嫌われる

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オンライン日本語教師をしていると、生徒から他の先生の苦情を聞く事がよくあります。(もしかしたら私の授業の愚痴も他の先生に言っているかも!怖い!!)実際に受けた生徒からの苦情7選をご紹介します。絶対してはダメなこととは?これをすると生徒に嫌われる可能性大です!

目次

オンライン日本語教師には何が求められているか?

どうして生徒からの苦情が多いか、もちろん日本語教師の指導力、日本語教育の知識もあるのですが、多くは教師の態度の問題です。また、文化の違いで起こってしまう問題もあります。オンラインレッスンで求められているのは厳しい教師よりももっと生徒の悩みに寄り添ってくれるフレンドリーな教師なような気がします。

では、具体的に実際にあった苦情の例をご紹介します。

1.生徒の話を最後まで聞かない

日本語学習者 リンさん

あの先生、私が話をしているのに最後まで話させてくれない!日本語の文を作る練習がしたいのに…

最後まで話を聞いてほしい、とクレームを受けた事があります。日本語で会話する時って、最後まで文を言い切らない事が多いですよね。実際の会話も日本人は言葉の意味そのものより、そこに隠れている意味を理解しようとするじゃないですか。自然にフリートークのレッスンの時、生徒が言い終わる前に理解して相槌を売ったりしてしまうんですよね。上級のレッスンならばそれで良いのですが、中級のレベルだと文を構成する練習が必要ですから、生徒の状況によって辛抱強く待つ必要があるかもしれません。(私は自然な会話の練習のためにより普通の雰囲気で話した方が良いと考える派ですが)完璧主義の生徒に多いクレームです。

2.礼儀等に厳しすぎる、威圧的 

日本語学習者 イアンくん

A 先生はいつも「あいさつをしなさい!」「お礼をちゃんといいなさい!」って礼儀のことばかり注意してくるんだ。もちろん日本では礼儀が大切なのはわかっているけれど、毎回頭ごなしに言われたら嫌な気持ちになるよ。

オンラインレッスンで、授業を終了するときに挨拶がなかったので、日本語教師が怒った、レッスンが終わった後も挨拶についてメッセージで文句を言われた、という生徒からの愚痴を受けた事があります。確かに日本の社会で挨拶は非常に大切ですし、日本人として挨拶をしない学生に腹が立つのは理解できます。

しかし生徒に強要するのはやりすぎかもしれません。軽く「日本では挨拶は大切な文化なんですよ。気をつけて下さいね」と一言伝えて、生徒がそれをしないならもう仕方がないと思います。強要はできませんし、いちいちそんなことで怒っていたら疲れてしまいます。 文化の押し売りはNGです。

また、威圧的な態度についても苦情を受けます。「先生」というだけで偉そうにする教師が残念ながらいるようです。ある生徒は、他の日本語教師が威圧的な態度で話しているのを録音したものを私に聞かせてくれました。その日本語教師の態度を報告する、とのことでした。怖い!!

3.教師がずっと話している 

日本語学習者 リンさん

B先生はずーっと説明していて、私が話すチャンスが全然ないの。こんなレッスンなら集団授業でも良くない?

教師が話しっぱなしでつまらない、という苦情も受けます。説明に夢中になってしまうんでしょうね。特にオンラインレッスンはマンツーマンなので、生徒の反応をしっかり確認しながら授業を進めないと一方通行なレッスンになってしまいます。それならより安価な集団授業でもいいですよね。生徒は損をした気持ちになります。

4.フリートークでただ話して、単語をタイプするだけ、フィードバックがない

日本語学習者 イアンくん

C先生のフリートークレッスンをとっているんだけど、ほんとただ話すだけ!出てきた単語をタイプするだけなら誰でもできるんじゃない?プロならもっと効率良くやって欲しいな。お金払ってるんだからさ。

フリートークのレッスンでただ話して単語をタイプするだけで、成長を感じない、というクレームも多いです。フリートークはもちろん話すことが大切なのですが、授業の最後に内容を確認したり、単語、文法、表現の復習などを入れて満足感を与えられるように工夫が必要です。フリートークのレッスンについてはこちらにも詳しく書いてあります。

5.文法の説明ができない 

日本語学習者 リンさん

D先生は文法の質問をするといつもしどろもどろ。絶対わかってないと思う。時間とお金を使って授業を受けてるんだからちゃんと準備しておいて欲しいわ。先生変えたい。

これは日本語教師として本当にダメですよね。生徒は説明のできない先生はすぐにわかるそうです。その場しのぎでごまかしてもリピートされません。

文法に自信のない方は授業前に入念な準備が必要です。日本語教師養成講座などで外国人に教えるための文法をしっかり学ぶのがおすすめ!時間もかかるし、大変ですが授業もやりやすくなるし、なにより結局収入UPにつながります。
私はアルクの通信講座勉強し、日本語教育能力検定試験に合格しました。スキマ時間に学べるのでお仕事をしている人や、主婦の方におすすめです。

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6.生徒の進捗状況を覚えていない

日本語学習者 イアンくん

E先生、毎回毎回レッスンの初めに「今日はどこからでしたっけ?」って聞くんだよ?毎週レッスンしているのに全然覚えてないなんて、なんか寂しいな。授業時間も無駄になっちゃうし。なんか信用できないな、E先生。

生徒が増えてくると、どの生徒がどんなレッスンだったか忘れてしまう事があるんです。忘れるのは人間ですから仕方がないです。

忘れてしまう、とわかっているならメモを残すなど対処が必要です。先生が一緒にした内容をすっかり忘れていたら、生徒は悲しいですよね。不信感がつのり、リピートはされなくなるでしょう。

7.グループレッスンで一人の生徒を集中的に叱る 

日本語学習者 リンさん

F先生にみんなの前で叱られた。信じられない、そんなことするなんて!私の国では人前で叱られることは本当に恥ずかしいことなのに!もうクラスに出たくない!!

グループレッスンの際に、一人の生徒が少し話を聞いていなかったか何かで、他の生徒の前で集中攻撃されていた、かわいそうだった、という話を生徒から聞きました。他の生徒がいるところで叱責される、というのは他の国では耐え難い屈辱だ、というのを聞いた事があります。もちろん、態度が悪かった生徒もよくないと思いますが、教師は生徒の国の文化をある程度理解し、注意を払うべきだったんじゃないかと思います。

まとめ

以上、実際に生徒からうけた他の教師の苦情を簡単にご紹介しました。
オンライン授業ではより生徒の性質に合わせたレッスンが求められています。生徒の国の文化を理解し、生徒の求めるものやペースに合わせた柔軟な対応が必要になります。

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