旅行先でオンラインレッスンをしたいけれど、本当にできるか不安
旅行中って実際にどんな感じでオンライレッスンをしているのかな?
旅行が大好き!
自由に時間に縛られずに旅行したい!
このような理由でオンライン日本語教師という仕事をを選ぶ方もが多いですよね。
とはいえ、いざ旅行するとなるとどのようにスケジュールを組み、レッスンを行うかが心配…と言うお声を多くいただきます。
実は私は少なくとも3ヶ月に一回は長期で海外に行く生活をしているんです。
今回は、私が実際にどのように長期滞在型の旅行とオンライン日本語レッスンを両立しているかを共有しますね。
旅行先での経験を楽しみながら、オンラインレッスンをするための方法について、具体的に解説していきます。
また、必須の持ち物、便利な持ち物などもご紹介しますので、ぜひ参考になさってくださいね!
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長期滞在型、スローペースな旅行をしながらレッスンをしよう
オンライン日本語教師の旅行スタイルとしてまずおすすめしたいのが、長期滞在型、スローペースな旅行です。
日本人的に旅行というと、数日間で複数の都市を巡るようなスタイルが思い浮かびますよね。
しかしそのような忙しい旅行は疲労を溜めてしまい、体調不良やスケジュールのミスなど思わぬトラブルを招くことがあります。
それに対してスローペースな旅行、長期滞在をするスタイルは、ゆっくりと過ごせるためオンラインレッスンを行う際にも、安定した環境が保ちやすいため、スケジュールを組みやすくなります。
またレッスンをしながら余暇の時間で観光をしたり、現地の文化や人々に触れる時間が増え、旅行先での生活をゆっくりと楽しみ、現地の文化に深く触れることが可能になります。
自分だけの時間を楽しめる
はっきり言ってオンライン日本語教師は孤独な仕事です。
オンライン日本語教師は自宅勤務が基本となるため、どうしても引きこもりがちになることがありますよね。精神的に良くないです。
たまには外の世界から新たな刺激を受けることが重要です。
旅行はその最適な手段で、自分自身を見つめ直し、エネルギーチャージをすることができます。
リフレッシュがなければ、良いパフォーマンスを継続することは難しいですよね。
旅先の体験を通じて生徒ともっと仲良くなれる
旅先での経験を、生徒さんとの交流に生かすことができるのも大きなメリットになります。
例えば、担当している生徒の在住国に旅行に行くとしますよね。
滞在先で生徒がレッスンで話していたことを自分も体験してみるんです。
例えば生徒がよく行くカフェに行ったりするのもいいですね。
同じ経験をすることで、グッと距離が近づきます。距離が近くなれば、もっとリラックスしてレッスンを受けることができますし、要望などを気軽に話してくれるようになります。
また余裕があれば実際に生徒さんに会うこともおすすめです!
生徒にとって「特別な先生」になることは日本語を教える上でも、マーケティングの上でも非常に大切です。
生徒の流出を防げる
旅行先でレッスンを続ける理由には、もちろん収入をキープできるというメリットがありますが、それだけではありません。
長期間レッスンを開けることのデメリットとして生徒さんが離れてしまうことがあります。
特にオンラインの授業では、定期的にレッスンを提供することが生徒との信頼関係を保つ上で重要になります。
自分がどこにいてもレッスンを提供できるということは、生徒さんに対して自身の仕事への安定感を示すことにも繋がります。これは、自分のプロフェッショナルな姿勢を生徒さんに示す絶好の機会でもあります。
リスクを避けるためのポイント
短期旅行は向かない
一週間以内の短期旅行の場合は潔く休みを取ることをおすすめします。
短期旅行はとにかく忙しく、レッスンも旅行もどちらも中途半端になってしまいます。
オンライン日本語教師の旅行は一週間以上+移動の少ない長期滞在型の旅行をおすすめします。
一人旅がおすすめ
基本的にオンラインレッスンと旅行の両立するには一人旅がおすすめです。
自分のせいで食事の時間など同行者のスケジュールを限定させてしまう可能性があるからです。
友人との旅行ではレッスンの時間を確保するのが難しくなる可能性があるため注意が必要です。
友人が楽しんでいる時に、「レッスンがあるからそろそろホテルに帰るね」なんで言いづらいですよね。気を使いすぎて、友人と嫌な雰囲気になったり、気疲れする可能性が高いです。
一人旅ならば自由にスケジュール管理ができます。
無理のないスケジュール
スケジュールを詰め込みすぎると体調を崩す
次に注意するべきことは、自身の体調を考えた無理のないスケジュール管理です。
旅行は遊んでいるうちはテンションが上がって疲れを感じにくいですが、慣れない土地での移動や観光などでかなり疲労が溜まります。
そのような時に無理にレッスンを入れると、レッスンの質が落ちてしまう可能性があります。
もし、無理をしすぎると教師側から生徒にキャンセルのお願いをしなくてはいけなくなります。
体調不良は仕方のないことですが、信頼関係を保つためにできれば避けたい状況ですよね。
余裕のあるスケジュール管理をすることで万が一体調を崩した時も休養する時間を確保でき、生徒にキャンセルをお願いしなくて良くなります。
自身の体調や体力を常にチェックし、旅行のスケジュールやレッスンを入れすぎないこと。
常に余裕を持ったスケジュールを設定しましょう。
できるだけ定期的なレッスンを行う
一日の中でここだけはレッスンを行う!と決めて特定の時間帯をレッスンに確保し、それ以外の時間は自分自身のために使うようにしましょう。
これにより、自分自身の精神的な健康を保つと同時に、生徒に対する教育の質も維持できます。
自分自身の時間と仕事の時間を明確に分けることで、効率的に働き、リラックスする時間も確保できます。
私の場合、スケジュールは基本的に通常と同じにしています。
その方が生徒の定期的な学習を邪魔しませんし、自分も慣れたスケジュールで働けるので結局楽です。
その中でスケジュールの埋まっていない部分を事前ににブロックしたりして調整し、旅行の時間を増やしています。
リスクを予想し、準備する
私が個人的にリスクを避けるために気をつけていることは、
- スケジュール変更や遅延の多いLCCは避ける
- 体調を崩さないようにする(例えば乾燥の激しい機内で喉の保湿をしっかりする、ストレスになることをしない)
- いざという時の保険を確認しておく(クレジットカード付帯のものなど)
- レッスンがある日は渋滞するような場所へは行かない
などです。
想定外のアクシデントは体力的、精神的にも疲れます。
リスクを回避し、リラックスした状態で旅とレッスンに挑めるよう心がけましょう。
教材の準備
旅行中でも使える形での教材の準備が重要です。
自分のパソコンやクラウドに教材のデータを入れておけばパソコンとインターネット環境さえあればレッスンができます。
私は教材は全てデータ化しているので、海外に行く時はいつも教材は持っていきません。
しかし、人によって全てをデジタル化しているわけではないため、場合によっては教科書そのものを持っていかなくてはいけない場合もあるでしょう。
渡航前にしっかりと確認し、旅行中に担当する生徒に必要な教材を提供できるように準備しておきましょう。
ネットワーク対策
ネットワークの確保は最重要ポイントです!
これがなければレッスンができません。
残念なことに、旅行先でのインターネット環境は一定ではありません。
安定した通信が必要な場合は、ポケットWi-Fiの準備などを考えてみてください。
ビデオ会話でレッスンしますので、データ制限があるものですとレッスン途中でスピードが落ちたり使えなくなってしまいかねません。
リスクを避けるために、私はいつも使い放題のポケットWi-Fiを借りています。
アジア方面へ行く時は毎回【KKday】で借りています。
騒音対策
旅行先では予期せぬ騒音に遭遇することがあります。
近くで工事が行われていたり、交通量の多い道路沿いに滞在している場合など、騒音は避けられないこともあります。
そのような場合には、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドセットやイヤホンを使用することをお勧めします。
これにより、騒音から自分と生徒を守り、落ち着いた環境でレッスンを提供できます。
私はKrisp+AirPods proと使っています。Krispは騒音を大きく軽減してくれますので、日々のレッスンはもちろん、旅行先でも大活躍しています。
私は心配性なので、旅先ではいつもノイズキャンセリングのイヤホン(AirPods pro)とKrispを併用していますが。どちらかだけでもあると役に立つと思います。
ソースネクスト Krisp Pro 3年版 クリスププロ3ネンバン
時差の少ない国を選ぶ
旅を計画する際に、時差の少ない国を選ぶことも重要なポイントの一つです。
時差の大きい国に旅行すると、夜中にレッスンをしなくてはいけなくなったりして時間調整に頭を悩ませることが多くなります。
一方で、時差の少ない国を選ぶと、通常のスケジュールからあまりずれることなくレッスンを行うことができます。
自分自身の生活リズムを乱すことなく、旅行を楽しみながらレッスンを続けることができるようになります。
旅先でオンラインレッスンをするために必要な持ち物
次は快適なオンラインレッスンを行うための持ち物リストをご紹介します。私が実際に旅先に毎回持って行っているものです。
ノートパソコン
これは絶対に必要ですよね。軽量で長時間バッテリーがもつモデルを選ぶと便利です。
私は定番のMacBook Proを使っています。何をするにもスムーズです。
イヤホン、ヘッドセット
ノイズキャンセリング機能付きのものが最適です。
私はAirPods Pro を使っています。
数年前までは音声の安定性を求めて有線のものを使っていましたが、最近特に問題が発生しないのでAirPods Proを使用しています。
AirPods以外にも色々ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンやヘッドセットがありますので、チェックしてみてくださいね。
旅先では滞在先が静かかどうかは保証されていません。
ノイズキャンセリングの機能はレッスンに集中するためにも必要ですし、レッスンとは関係ないですが飛行機に乗っている時も騒音を消してくれるので、大活躍しています。
ポケットWi-Fi(データ無制限のもの)
安定したインターネット接続は絶対に必要です。
例えば滞在先のホテルのネットワークが悪かったり、どうしても出先でレッスンをしなくてはいけなくなった時、データ制限があると心配ですよね。
私はいつもデータ無制限のWi-Fiを【KKday】で借りています。
バッテリー
ポケットWi-Fiの電池の減りが早いので常に持ち歩くようにしています。
また、いざという時に生徒に連絡しなくてはいけない際、スマホの充電が足りないこともあるかもしれません。
もちろん旅行でない時も使えますので、持ち運びしやすいものを一つ持っておくと安心です。
適応型プラグ
国によってプラグの形状が異なるため、適応型のプラグが必要です。
ホテルには全ての電源プラグに対応するユニバーサルプラグがあることもありますが、ない場合も多いです。Airbnbにはないことがほとんどです。
そんな時のために適応型プラグを準備しておきましょう。
(普段は使わないので、スーツケースに入れっぱなしにしておくと次の旅行に忘れずに持って行けます。)
教材
旅先で誰のレッスンがあってどれくらい進むかをあらかじめ予想して準備しておきましょう!
私は全てGoodNotes にまとめています。
教科書が必要な人は忘れずに!
パソコンスタンド
こちらはなくてもレッスンはできますが、あった方がレッスンをしやすいです。
パソコンの高さ、つまりカメラの高さによって目線変わってきますよね。
レッスン時の印象は非常に大切です大体正面にカメラの高さがくるようにパソコン台で調整しています。
また姿勢を正しく保てるので、猫背になって、腰痛になるなどのリスクを減らせます。腰痛持ちの方はぜひ!
大きさもさほどかさばらないので、私はいつも持っていきます。
こんな感じのがおすすめです。
キーボード
こちらもなくてもOKですが、私は必ず持っていきます。
パソコンスタンドを使いますので、キーボードがどうしても上の方になってしまいます。
先ほど少しお話ししましたが、肩こりや腰痛にならないように姿勢を正しくしてレッスンをしたいので、キーボードも持っていきます。
なんでも良いと思いますが、私は軽くて薄いという理由でAppleのキーボードを使用しています。
【実例】旅先での過ごし方
では実際に私がどのような感じで旅行とレッスンを行っているか一例をご紹介しますね。
- 行き先
-
台湾
- レッスン時間
-
基本 現地時間11時〜14時 18時〜21時
朝
ゆっくり台湾名物朝ごはんを食べる、散歩、ダラダラ
レッスン前半
11時〜14時
基本的に滞在先でレッスンを行う
(カフェなどは騒音がある可能性があるし、落ち着かないのでおすすめしません)
休憩時間
14時〜18時
宿泊先近くのドラッグストア、スーパー、お茶屋さん(タピオカ等)カフェなどへ
マッサージを受けることも
早めの夕食
レッスン後半
18時〜21時
レッスン (基本的に滞在先で)
レッスン後
21時以降
通常は休息
デリバリーを頼むことも
たまに夜営業のマッサージ、足ツボ、ヘッドスパ等へ
土日 (半日休み)
11時〜14時まで
レッスン (滞在先で)
14時以降
アウトレット等少しゆっくり周りたいところに行ったり、次の旅行先への移動
休日
ちょっと遠出。
1日かけてゆっくりしたい場所、例えば博物館などに出向く。
オンラインレッスンをしながらの旅行でも色々できる
以上が私の旅の過ごし方です。
少しでも参考になれば幸いです!
レッスンの合間の休憩時間などで結構色々とできます。
逆に限られた時間だからこそ、充実させられる!と時間の制限を楽しんでいます。
まとめ
ノマドワークが可能なオンライン日本語教師だからこそできる出来る住む様にに過ごす旅。
スケジュール、持ち物、ネットワーク環境、騒音、などに気をつければどこでもできますので、ぜひ試してみてくださいね。
世界が広がり、多様性、文化の違いを肌で感じられます。
人生は一度きりです。
今できることを楽しみましょう!
オンライン日本語教師に興味を持った方、ぜひオンライン日本語教師個別相談にご参加ください。
オンライン日本語教師のなり方や、働き方やオンライン日本語教師の収入など、オンライン日本語教師歴8年、多くのオンライン日本語教師を育てた私がどんなこともお答えします。