フリートークのレッスンのノートってどうやって作ったらいい?というご質問をよくいただきます。
今回は生徒がわかりやすく、そして教師がフリートークレッスンを進行しやすくする効果的なノートの作り方をご紹介しますね。
フリートークのレッスンって、どんなふうにノートを書いていいかわからない。取りあえず生徒がわからない語彙をかきだせばいいのかな。
それでもOKだと思いますが、もっと生徒に満足してもらうため、そして日本語教師がフリートークレッスンを進行しやすくするためにノート作りを工夫することをお勧めします!
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今回は生徒の理解を助ける、そして日本語教師が進行しやすくなる「フリートークのノート作り」に焦点を当ててお話ししていきますね。
フリートークのノート作りの例
まず最初に、フリートークで使えるノートを作る上で準備しておくことをご紹介します。
(Goodnotesを使わず、パワーポイント上で操作しても問題ないです。私は使いやすいので GoodNotes 5を使っています。)
パワーポイント、keynote などを使って、テンプレートを作っておくと楽です。以前ご紹介したフリートークのテーマをノートに準備しておきましょう。(お好みのフォーマットでOKですが凝る必要はないと思います。簡単なものでOK)
ノートを書き終わったら生徒に共有します。(私はGoogleドキュメントにスクショして貼り付けています)
共有が終わったら他の生徒が使う時のために消去しておきます。
(レッスンでこれは便利!と思った表現などはそのまま残し、次回他の生徒とのレッスンに役立ています。)
実例 フリートークレッスンのノート
1 良く使われる語彙、表現をリストアップ→レッスンの最初に説明する
よく使われる語彙などを説明し、準備することによって生徒が話しやすくなリます。また生徒だけでなく、教師側が質問する際もこの語彙を使って質問すると生徒が理解しやすいです。
2 生徒がつまった部分などをまとめる
生徒が表現できなかった部分をまとめます。単語を書き出すだけではなく、文章にしてかくと生徒が実際に使いやすいです。
3 間違いやすい部分などを書き出す
例えば愚痴と文句の違いなど、間違えやすいポイント、注意点などを書いていきます。
生徒の言い間違いを訂正する
このように生徒の言い間違いと訂正したものを書くのも効果的です。生徒の間違いの傾向がわかりますし、生徒も自分のしやすい間違いにより明確に気がつくことができます。
先程のフォーマットとは別に生徒のノート(私はGoogleドキュメントを使っています)に書いていっています。
×フリートークのノート作りの悪い例
これは悪い例です。何がよくないと思いますか?
ただただ生徒のわからなかった単語を羅列していますよね。
何もしないよりマシですが、ただ語彙を書き出していくだけでは記憶に残りにくいです。レッスンで実際に使った文を紹介すると生徒が思い出しやすいです。
フリートークレッスンの主な目的は、流暢さを向上させるためです。語彙だけ知っていても流暢さは向上しません。自然な文章で表現できることが目標です。
レッスンの後、宿題で作文を書いてもらう
宿題ではレッスンで使った表現を使って作文してもらいます。ただ話すだけでも練習にはなるのですが、すぐに忘れてしまう可能性が高いです。
学んだことを作文によってアウトプットしてもらうことによって知識の定着化を図ります。
まとめ
ちょっとした工夫で、生徒も学びやすく、そして教師もレッスンを進行しやすくなります。
テーマでよく使われる表現、言葉を準備しておく
生徒の間違い+訂正したものを書く
語彙を書き出すだけでなく、文にする
ぜひ試してみてくださいね!