プラットフォームを使わない集客はできる?オンライン日本語教師の現実的な考え方

当ブログではアフィリエイト、GoogleAdSenseによる広告が含まれています。

プラットフォームを使わずに集客したいです

SNSやウェブサイトから集客した方がいいですか?

オンライン日本語教師の方から、このような相談を受けることがあります。

たしかに、プラットフォームを使わずに集客できれば、

  • 手数料がかからない
  • 自分で料金を決めやすい
  • レッスン内容や見せ方の自由度が高い

というメリットがあります。

そのため、最初から「できれば自分で集客したい」と考える方も多いと思います。

結論から言うと、プラットフォームを使わない集客は可能です。
ですが、誰にでも簡単にできる方法ではありません。

これからオンライン日本語教師を始める方ほど、まずこちらの記事を参考に一度立ち止まって考えてみてほしいです。

目次

運営者 BONA

オンライン日本語教師として10年以上、10,000回以上のレッスンを行ってきました。

生徒のリピート率は90%以上。
2年以上継続してくださる方が過半数で、5年以上続く生徒さんも多数います。

また、オンライン日本語教師向けのサポートにも5年以上携わってきました。

教材や講座を通して、発信、プロフィール、価格設計、レッスンの組み立てを見直しながら、自分に合った形で成長してきた方も多くいます。なかには、月収80万円前後まで伸ばした方もいます。

私がお伝えしたいのは、目先の売上を追うための方法ではなく、ご自身の目標達成に向けて長く役立つ、土台となる本質的な知識です。

日本語教育能力検定試験合格。

現場で積み重ねた実践知をもとに、長く役立つ知識をお伝えしています。

プラットフォームを使わない=自由ではない

プラットフォームを使わない働き方についてこのようなイメージを持っている方が多いです。

プラットフォームを使わない方が手数料がかからなくていい
直接契約の方がルールに縛られなくて楽
SNS集客の方が自由

実際そうなのですが、その背景を考えてみましょう。

自分で集客するということは、レッスン以外のことも全部自分でやるということです。

生徒に見つけてもらう
申し込みにつなげる
予約を管理する
支払いを管理する
メッセージのやり取りをする
必要であれば請求書や領収書を発行する

全て自分で対応する必要があります。
数人の生徒ならまだしも、何十人の生徒を抱えるとなるとかなり大変だということがわかります。

個人的には手数料がかかってもプラットフォームの方が楽だと考えている

私は個人的に、手数料がかかってもプラットフォームの方が楽でいいと思っています。
集客や管理の負担をかなり減らせるからです。

オンライン日本語教師の仕事は、レッスンだけではありません。
実際には、生徒募集、予約管理、日程調整、メッセージ対応、支払い管理など、レッスンの外側にも多くの作業があります。
プラットフォームを使えば、このあたりをある程度まとめて管理できます。

もちろん手数料はかかりますが、その手数料によって、自分で全部抱えなくていい状態が作れます。

特にまだ経験が少ない段階では、レッスン、集客、運営、事務作業を同時に進めるのは簡単ではありません。

ですので私は、プラットフォームを使うことは全然悪いことではないと思っています。
むしろ、かなり現実的な選択だと考えています。

規約は必ず確認する

実は私自身、直接契約している生徒さんもいます。
ただし、それはプラットフォームを止める時などに生徒さん側から「直接お願いしたい」と希望があった時、またそこからご紹介いただいた生徒さんだけです。

各プラットフォームの規約やポリシーにも関わりますので、気になる方は、必ず自分で確認してください。

直接契約は、集客だけでなく管理の負担が増える

直接契約になった場合、支払い方法はPayPalなど何でもいいと思いますが、私はStripeを使っています。

形式としては、月額のサブスクでもいいですし、10回ごとの回数制でもいいと思います。
ちなみに私は10回単位で設定しています。

ただ、直接契約は自由に見える一方で、管理の負担も増えます。

ここは意外と見落とされやすい部分です。
直接契約にすると、集客だけではなく管理も自分で行うことになります。

たとえば、

  • 生徒が何回レッスンを受けたか管理する
  • 支払い状況を確認する
  • 請求のタイミングを決める
  • 必要に応じて請求書や領収書を発行する

などの細かい事務作業も発生します。
この部分を面倒だと感じない人なら問題ありません。

ですが、レッスンに集中したい人にとっては、意外と負担になります。

私の失敗談

実際、私自身もここで失敗したことがあります。

以前、個人契約で20回のパッケージにしていたことがありました。
ですが、回数を数えるのがだんだん面倒になってしまい、請求をずっと引き延ばしてしまったことがありますこれは完全に私の管理ミスです。

直接契約ではこうした細かい管理もすべて自分で持つ必要があるということです。

自由度が高い働き方に見えても、実際には地味な負担もセットです。

私は、プラットフォームの手数料は、集客だけでなく、こうした管理の手間を減らすためのコストでもあると思っています。

SNSやウェブサイトからの集客も可能

もちろん、SNSやウェブサイトから自分で集客することもできます。
実際、うまくできる人はできます。

特に、

  • 発信を続けるのが苦ではない
  • 見せ方を考えるのが得意
  • 投稿ネタを考えるのが好き
  • 反応を見ながら改善できる

こういう人は、自分で集客する力をつけやすいです。

自分の発信から、自分に合った生徒さんが来る流れを作れれば強いです。
これは本当に大きなメリットです。

ただし、これは簡単なようで非常にハードルが高いです。

SNSは、投稿すれば見られるわけではない

SNSについては、「発信すれば集客できる」わけではありません。
今はかなり投稿が飽和しています。

特に日本語教育系の発信は、似たような内容が本当に多いです。

たとえば、

  • こんな時はこう言います
  • よく使うフレーズ
  • この違い、わかりますか?

のような投稿はすでにたくさんあります。
もちろん、情報がたくさんあること、わかりやすく発信すること自体は素晴らしいことです。
ですが現実には、日本語教育として価値があることと、SNSで見られることは別です。

SNSでは、

  • 一瞬で目を引くか
  • 面白いか
  • 刺激があるか
  • 続きを見たくなるか

といった要素の方が強く働きます。

自分でネタを考えて、構成を作って、必要なら演じて、撮影して、編集して、継続する。
そこまで本当にやる時間と根気があるのか。

まず考えた方がいいのは、「SNSをやるべきか」ではなく、「そこまでやれるかどうか」だと思います。

外国人向けの集客は、思っているより難しい

そもそもSNSの運営、集客はスキルが必要です。
その上、日本語教師の集客は日本人向けの発信とは少し違います。
なぜなら、相手が外国人だからです。

  • どんな内容に興味を持つのか
  • どんな見せ方なら伝わるのか
  • どんな言葉で届ければ反応するのか

を考える必要があります。

日本人向けなら感覚的にわかることでも、外国人向けになると急に難しくなることがあります。

しかも、ただ投稿すれば集客できるわけではありません。
相手のニーズを考えて、伝わる形にして、継続して発信し、反応を見ながら改善していく。
ここまでやって、やっと少しずつ形になります。

思っている以上に大変です。

経験がある人は、レッスン経験を発信につなげることもできる

SNS集客が無理といういうわけではありません。

プラットフォームである程度経験を積み、レッスン実績がある人なら、その経験を発信につなげられることがあります。

レッスン経験がある人は、生徒がどこでつまずくのか、何がわからないのかを理解しています。
この土台がある状態で発信すると、内容に説得力が出ます。

そして、発信力があれば、

レッスン経験を積む

その経験をもとに発信する

発信を見た生徒が来る

さらに経験が増える

という良い循環が生まれることもあります。これはとても強い流れです。

私自身も、レッスン経験がある人の発信には大きな価値があると思っています。

ただし内容は良くても「見られる」ことが重要なので、SNS運営に関してはここでもやはり向き不向きはあります。

最初から全部自分でやるのは、正直かなり大変

個人的には、最初から全部自分で集客しようとするのはかなり難しいと思っています。
なぜなら、やることが一気に増えるからです。

  • 集客する
  • レッスンする
  • やり取りをする
  • 予約を管理する
  • 支払いを管理する
  • 必要なら請求対応をする

しかも最初は、実績も少なく、何が刺さるのかもまだ見えにくいです。
この状態で全部やろうとすると、かなり負担が大きくなります。

もちろん、できる人もいます。
ですが、全員におすすめできる方法ではありません。

ですので私は、これからオンライン日本語教師を始める方には、まずプラットフォームに登録してみるのが現実的だと思っています。

どの集客方法でも、自己分析・マーケットリサーチ・プロフィール設計は必要

プラットフォームを使うにしても、SNSやウェブサイトから自分で集客するにしても、結局必要になるものがあります。

それが、

  • 自己分析
  • マーケットリサーチ
  • プロフィール設計

です。

ここを飛ばしてうまくいくことは、ほぼありません。

プラットフォームに登録すればなんとかなる、SNSで発信すれば誰か来る、と考えてしまう方もいますが、実際はそんなに単純ではありません。

まず必要なのは、

自己分析
自分がどんなレッスンをしたいのか、どんな生徒さんを集めたいのか、自分の強みは何なのかを整理する

そして同時に、

マーケットリサーチ
今どんな先生がいて、どんな生徒がいて、どんなニーズがあり、どこに空きがあるのかを見る視点

この両方を見ることが大事です。

自己分析だけでは、独りよがりになりやすいです。

逆に、マーケットばかり見ていると自分の強みがないまま、よくある先生の一人になってしまいます。

その上で、自分の強みを相手に伝わる形にしたものがプロフィールです。

プロフィール
自己分析とマーケットリサーチをもとに、「誰に、何を、どう見せるか」を言語化する

つまり、プロフィールはただの自己紹介ではありません。

ですので、プラットフォームに登録する場合でも、プラットフォーム外で集客する場合でも、結局ここは必要になります。

まずはプラットフォームで経験を積む方が現実的

まずはレッスン経験を積み、生徒が何に悩むのかを知り、自分の強みを知る。
そしてどんな生徒さんと相性がいいのかを把握する。

この土台ができてから、必要に応じてSNSやウェブサイトを育てていく。
この流れの方が無理がありません。

ただし、プラットフォームに何も考えずに登録するのはおすすめしません。
ここも日本語教師が溢れていて、今となってはもう自動で生徒が来る場所ではないからです。

どんな生徒を集めたいのか
自分の強みは何なのか
今の市場の中で、自分はどこで戦うのか
それをプロフィールでどう伝えるのか。

ここが曖昧なままだと、登録しても埋もれやすいです。

プラットフォームに登録する前でも後でも、プロフィールはしっかり整えた方がいい

「まずはプラットフォームに登録してみようかな」と思った方は、とにかく登録してみるのもいいと思います。
とりあえず動いてみないと、わからないことも多いからです。

ただし、残念ながら今は日本語教師も多く、ただ登録しただけで生徒が来る時代ではありません。
なんとなく登録して、なんとなくプロフィールを書いても、そのまま埋もれやすいです。

だからこそ大事なのが、

  • どんな生徒を集めたいのか
  • 自分の強みは何なのか
  • それをどうプロフィールで見せるのか

という部分です。

ここを整理しておくと、

  • 集めたい生徒が明確になる
  • 自分の強みが見えやすくなる
  • プロフィールに一貫性が出る
  • 価格やレッスン設計も考えやすくなる

というメリットがあります。

最初に完璧に整っている必要はありません。
ですが、プロフィールを適当に作るのはおすすめしません。
自己分析とプロフィールづくりについては、こちらで詳しくまとめています。

まとめ

プラットフォームを使わない集客は可能です。
ただし、誰にでも簡単にできる方法ではありません。

直接契約も、SNSやウェブサイトからの集客も、自由に見えます。
ですがその分、管理の手間、事務作業、継続的な発信、見せ方の工夫など、別の負担が増えます。

だから私は、最初から無理にプラットフォームを外そうとしなくていいと思っています。

まずはプラットフォームで経験を積む。
その中で、生徒の悩みや自分の強みを知る。
必要なら少しずつ発信や導線を育てていく。

この流れの方が現実的なのではないでしょうか。

どちらを選ぶにしても、

  • 自己分析
  • マーケットリサーチ
  • プロフィール設計

は必要です。
ここをスキップすると、どこで集客しても埋もれてしまいます。

反対に、ここが整理できているだけで集客の精度はかなり変わります。
大切なのは、自分にとって続けやすく、無理がなく、結果につながる形は何かを考えることです。
続かなければ、何事も形になりません。

【公式LINE】 お問い合わせ&お申し込みはこちらからもできます!

目次